こどもの習い事の関係でプレゼント用にストラップを作ることにしました。
オーブン粘土で肌色を作って、頭部と胴体から形を整えます。
今回は、色の取り合わせがややこしいのでパーツごとに粘土の色は変えません。
単色で作って塗装するので、肌色じゃなくてもいいんですけど、後で塗料が剥げたときのことを考えて、念のため肌色です。
胴体はひとまず腕用に真鍮線を通しておいて、この時点で一度焼成。
そのままだと他のパーツを加工中に変形してしまいますからね。
焼成した頭部に髪の毛や帽子をくっつけて、脚にも真鍮線を入れて、手足を作って、また焼成。
頭部と胴体のバランスはこんな具合。これで真鍮線を通して頭部と胴体を接続。
あとは、ロングヘアや三つ編みのお下げを作って、焼成したら成型はおしまい。
塗装は模型用のラッカー塗料を使いました。
発色を考えて、一度ベースホワイトを吹いて、それから塗料を筆塗り。
サテン地の衣装なので、メタリックにしようと、銀を混ぜてみましたが、緑や紫はそれなりの色になったのに、赤とオレンジと黄色系は濁ってしまって話になりません。
銀の下地にクリア系を重ねてみたりしますが、クレオスの8番だとあまり光沢は望めませんね。
時間もなかったので、不本意な色ですがとりあえず色決めは終了。
顔はエナメル筆塗り一本勝負。白目を塗って、黒目を塗って、まつげと口を細塗りして最後に眉毛。顔については本人に似せる必要はないので、それなりにかわいければいいので楽でしたね。
色を塗ったら頭のてっぺんに金具(9ピン)を付けます。ここは抜けやすいのでエポキシ接着剤でがっちり固定。
写真に撮ると色むらが気になりますが、売り物じゃないし、いいことにしましょう。
ラッピング用の袋に入れて渡してもらいました。
なかなか評判だったようで一安心ですよ。
ところが、渡したその日のうちに、早くも破損してしまって、さっそく修理で里帰りしてきました。
やっぱり細かいパーツを付けるとストラップとしては成立しないですね。
細かい補修なのでこんどはエポパテで作ってしまいましょう。やれやれ。
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